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ピアノで作る時短脳  2010.9.4

13225531
ドミレレソソミド
ソドシソドドソド
41241141

皆さんは、これをどのように読みましたか?
文章を読むように、1段目の数字を読んでから次の段へと進むのが普通かな?

ところが、楽譜を見ながらピアノを弾く時は、この4段を同時に判断して行かなければ
いけません。

1段目と4段目は、ト音記号・ヘ音記号譜の音符に付いている指番号。

ピアノを教える時には音符を教えますが、視野を広げてまとめて見る事を
教えている先生は少ないのではないでしょうか?

楽譜を見ながらピアノを弾くと言う事は、視野を広く見るどころか、
目は更に今弾いている部分より先を見ていなければいけません。

今、弾いているのは、言わば、過去(1秒〜)の記憶を引っ張り出して弾いているという事です。

今日は、新曲に七転八倒している生徒達にそんな話をして、
ピアノの凄さ・・・いや、ピアノを弾いている人の脳の凄さを話しました。

もしかしたら、左に国語の教科書、右に算数の教科書を並べて、
同時に勉強が出来るかも知れない。そんな日が来るかも知れないね。(時短勉強法)

とりあえず、今日試してみる!と、意気揚々と帰って行った素直な生徒達。
なんか、目がマジだった(汗)

初見奏が苦手だったり、スラスラ弾けない原因は、意外と楽譜の見かたにあるかも知れませんよ。