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2年ぶりの発表会も無事終了しました。 お客様の温かい拍手に包まれて、リトルピアニスト達は楽しそうに演奏していました。 いつもより、ひと回り大きく見えたのは気のせいではないと思います。 終わってみると、会場には優しい笑顔があふれていました。 発表会は、指導者にとっても一大イヴェントで、日頃の成果も問われますから、 緊張は隠せません。 お陰で、”靴履き違い事件”も起こしてしまいました(汗) ご来場の方々から、たくさんのコメントを頂き、改めて身の引き締まる思いです。 そんな中でも、「演奏者の皆さんの個性を感じました」と言うお言葉を頂いたのが、 一番嬉しかったです。 指導者として、一番心がけている事だからです。 生徒達の能力を最大限に引き出しながらも、野放しにすると恐ろしい事になるので、 低年齢の生徒には、大たい70%くらい私のDNAを移植して、 30%は生徒の持ち味を生かすようにしています。 年齢が上になるほど移植率は低くなって行きますが。。。。 どこで線引きするかが、結構難しいところです。 言える事は、指導者が諦めた段階で、ストップすると言う事。 指導者は、倒れて這いつくばっても、後1cm・・・後5mmと手を伸ばして、 少しでも生徒の能力を伸ばす努力をしている訳です。 終わった後の我が身がたとえズタボロになっていようとも。。。。 そして、迎える至福の時。 それが、発表会なんですね。 来年は、指導歴30年。恐ろしい長さの割りには、いつも新鮮に感じられるのは、 人間相手のお仕事だからでしょうか。 惰性で流されて行かないように、気を引き締めて来年も頑張ります。 |