酷暑と言われた今年の夏の間は、もう二度と寒い日なんか来ないんじゃないかと思っていましたけど、それでもやっぱり秋はやって来るんですね。 って言うか、10月にしてはやけに寒いのですが。。。
《秋》と言えば色々な景色や情景を思い浮かべるのですけど、毎日レッスンで色々な曲を聴いていると妄想で頭がパンパンになって来ます。
中でもクーラウのソナチネOp.55-1は、頑張って樹にへばり付いていた葉っぱが風にくすぐられてついに樹から離れてしまう様子が目に浮かんで来ます。
この画像の部分は、いたずらな風に吹かれてクルクルと地面に向かって落ちかかっているんですけど、また別の風に救われて空に向かって上昇して行くんですね。 こうして根性のある葉っぱは風と一緒に旅に出るわけです。
息子が3歳の頃、窓のすき間から聞こえる風の音を聞いて 「お母さん、風が旅してるよ」って言ったんです。 お〜、この子はタダ者じゃないわ!って感動したんですけど、 昔の人はよく言ったものです。
”3歳までは皆天才、ハタチを過ぎたらタダの人”ってね。
まさしく、そのまんまでした。。。。。(涙)
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