[戻る]
自主性を育むNo4  2008.7.7

『商品に付いているシールを10枚集めたら、もれなく景品が当たります。』
何度この甘い言葉に誘われて、コンビニのお弁当を買った事か。。。

コンビニのシールは、景品が手に入れば満足で、しばらくはコンビニ弁当を買わなくなります。

コンビニ弁当が、美味しくてどうしても食べたかったからじゃないですからね。
ほんの小さな達成感と景品欲しさです。

以前、生徒に練習の習慣を付けるために色々な作戦を立てた事があります。
コンビニの応募シールとは違うけど、
ピアノが上手になりたくて練習するのではなく、
練習したと言う”証し”のための練習では、
本当の意味での自主性にはならないのではないかと思いました。

「練習する」と言う行為は、それによって何かを成し遂げたり、得たりするためのものだと言う基本的な事を気付かせて上げられれば良いわけです。

それにはやはり、ハッキリとした「目標」を示して上げる事が必要ですね。