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自主性を育むNo3「選択」  2008.7.4

辞書によると『自主性』とは、自分の判断で行動する態度とあります。

しかし、子供の立場から言うと、生まれてこのかた常に、
〜しなさい。こっちにしなさい、あっちにしなさい。。。
と指図をされて育てられて来たのに、ある時突然、自主的に〜しなさい!
と言われてもねぇ。
あ、「自主的にしなさい」って、言っていること事態が指図なんですけどね(笑)

私は、とりあえず生徒に「練習しなさい」と言う言葉を言わないようにしています。
って言うか、家でどれくらい練習しているのかと言う事に、あまり興味がありません。
練習していようがいまいが、レッスンの30分間、私に楽しくレッスンさせてくれれば私は満足なワケで。(笑)

さて、その「自分の判断」ってやつですが、私としては『選択』する事が、自主性の第一歩だと思っているんです。

例えば、ピアノランド1が終わった時に、次のテキストを生徒に選ばせます。
Aの「ピアノランド2」かBのつまらなそうな「○○○○」。
当然、ランド2を選ぶようにマインドコントロールは欠かせませんが。。。。
ついでに、わざと「ランド2は難しいからやめておいた方がいい」と助言します。(悪よのぉ〜)
自分で難しいランド2を選択したと思わせる事が大事なんですよ。
一種の「念書」を取ったようなものです。(笑)

自分で選んだのですから、責任を持ってやって頂かないとね〜。