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しっかりと生徒を見て、グレーゾーン(苦手な部分)を把握し、 その生徒に合った指導法を考えて行く事が大事なんですけどね、 それがなかなか難しいんです。 ただ、知的には問題がなくても様々な学習障がいなどが潜んでいる可能性もあると言う事を知っておくだけでも、指導の方法は幅広くなるような気がします。 例えば私が、障がいを持つ子供達から教えてもらった事は、 何度も何度も、何年も何年も同じ事を繰り返しながら少しずつ前進すると言う事です。 しかし、これをする場合の難問は、《ちゃんと教えられない先生だって思われるんじゃないだろうか》とか、 《テキストの進度が遅いと、先生としての能力を疑われるのでないか》とか、 先生が保護者の評価を気にする事にあるのではないかと思います。 これを解決するには、先生と保護者との信頼関係しかありません。 二人三脚で子供を『育てる』。双方のその《思い》につきるのではないでしょうか。 しかし反対に、保護者の理解や協力が無い場合は先生側からレッドカードを出しても良いのではないかと思います。 最後に、 ピアノの先生は、大げさに言えばピアノレッスン生のエリートです。 生き残りとも言えますが、、、(笑) 自分と同じ生徒ばかりだったらどんなに楽でしょうね。 でも、子供達がみんな先生と同じレールを走れるわけではありませんし、 自分が習って来たのと同じノウハウを使えない場合も多々あります。 そんな現実を受け止めて、様々な場面に対応出来るように日々スキルのアップに精進して行きましょうよ。 |