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発達途上なのか障害なのか、どこで見分けたら良いのでしょうか? と質問が来そうですが、 私は、敢えてそれを見分ける必要はないと考えています。 ピアノの先生としてやるべき事は、健常児も障害児も同じだからです。 中々音符を覚えられない生徒がいたとしたら、あらゆる手を尽くします。 それでも覚えられなかったら、音符が読めなくてもピアノを弾けるようになる手段を考えます。 もしも執念深く教えようとしたら、それは虐待になり、 「自分は出来ない子」と子ども自身がレッテルを貼ってしまいかねないからです。 今、出来ない事があっても、他の事をしている内に脳が活性化されて行き、 数ヶ月、数年たつと出来るようになる事もあります。 読譜が苦手なら、リズム。指が動かなかったら歌う。 その子に合うテキストが無かったら作る。 出来る事から強化して行く方法もあると思います。 次回につづく |